2020年1月27日月曜日

腹筋2,000回すればマラソンは早くなる? 速い選手より「強い」選手になること。

世の中には五万と情報、方法がある。
Aで成功する人もいれば、Bでする人、Cですることもある。
ただ一人として同じ人がいないように、
一つのものだけが「いい、正しい」ということはこの世に存在しないのである。


では、何が「いい、正しい」とするものなのか?

それはその選択したことを
「信じて、実行して、継続する」そして得た結果によって
人はいい悪い、正しい、正しくないと判断するのである。

「信じる」ことは信念でもあり、信念の意味を改めて調べると

「信念とは信じられる内容のことである。
それを裏付ける証拠が有るか無いかは問われない。」

裏付ける証拠は問われないものなのだ。根拠のない自信なんてよく言いますが
根拠はないものを信じることなのだ。

週末の大阪国際女子マラソン


















松田瑞生V、設定記録突破!
(ライブドアニュース記事より)
スタートから解説者たちが心配するくらいの意気込みとスピードで走る松田選手、
後半独走体制になった時、後半の心配をした私が恥ずかしいと解説ゲストだった高橋Qちゃんが思わず謝まっていたほどの快走!文句なしの1位、標準記録突破、マラソン走ったことないの私でも胸が、目頭が熱くなった彼女の走りっぷりでした。
彼女の代名詞、難波の腹筋女王

松田選手Twitter より

腹筋を1日2000回、多い時んは3500回だそうです。
この写真とこの回数、そして彼女の飛躍、結果が出ると
みんな腹筋をすれば速くなる!と思ってやりだす人は多いでしょう。
でも腹筋が速くなるという根拠はないのです。中には体幹は不必要という人もいる
マラソン選手に筋力入らないという人もいます。
全くフィジカルのトレーニングをしない、お菓子を食べて練習嫌いなトップ選手も中にはいるのです。本当に説はそれぞれなのです。
そもそも「練習」はみんなしているのです。走り込めば速く走れるのか?
それは彼女が1ヶ月1300キロ走っているという事実、高橋尚子さんは現役時代1400キロだったそうです。ではみんな走り込めば速くなるのか?
最強市民ランナーだった川口選手は?




マラソン選手界ではありえない練習スタイルで1日の走る距離は少なく、その代わりにレースに多く出ることで彼は、恵まれた環境、科学的トレーンングをしているはずの実業団選手よりいい結果を出し続け日本代表までなった。


彼の練習スタイルは誰もが否定し、ありえないと言った。だけど唯一、彼一人だけが、世界でただ一人信じて、これで勝負するという信念と覚悟を持って挑み続けている。だから「強い」のだ。
そもそも、レースに出るということはみんな速く走れる人の集まりなのだ。
そんなかでやってきた練習の一つ一つを信じ切った者、この方法、この手法など選んだこと、やっていることに信念を強く持てた者がトップの座にたどり着くのである。
今回の松田選手の優勝レース「強かった!」が一番の感想でないでしょうか?
データや、いわゆる「説」は五万ある。
人の数だけ答えがあり、人の数だけ真実は存在するのである。
ではその中から自分の答え、真実を見出すためには?

腹筋を2000回したら速くなるのではない、腹筋が自分のパフォーマンスをあげる要因に必ずなると彼女は信じ、やり続けたことが自信に繋がり、結果として現れた結果である。
科学的データや根拠は一つの証明にはなるが、絶対的ではない。
答えは正解は一つだけではない。
次回に続く・・・



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